土曜日。
家の用事を済ませると、夕方に少し時間が出来た。 カニも何とか採れたので、趣向を変えて久しぶりに前打ちをやってみた。 時々ヒットするが、やはり盛期には程遠い感じ。 1時間余りで40前後のキビレが3匹釣れた。 盛期は月末くらいからだろうか? チヌやキビレは4月初旬のいわゆる「乗っ込み」の時期を過ぎると、およそ一月あまりのあいだ釣れなくなる。 黒鯛師のあいだでは「産休」、つまり産後の疲れを癒している期間と言われている。 しかし私は以前から疑問に思っていた。 産後の体力回復であれば、もっとエサを喰わねばならないのではないか?と。 彼らはどこで何を喰っているのだろう? シーバス釣りを始めてその疑問が解けた。 彼らはこの時期、シーバスと同じくバチを偏食しているのだ。 「産休」と「バチ抜け」は時期が一致している。 硬い甲殻類や貝類を食べずとも、夜になればイソメ類が「食べて下さい」とばかりに 水面まで上がってきて無防備に泳ぎ回るのだから当然だろう。 答えが分かったと言っても、それで攻略できるのかと言えばそうでもない(笑) チヌやキビレは出来たら昼間に釣りたいのだ 私は。 .
by wu-tarou
| 2016-05-23 00:04
| チヌ釣り
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