結局糸の出が悪いのはガイドの問題ではなく、糸の問題でした。
それならばガイドの数を大幅に減らし、ガイドの口径を大きくすれば多少糸がゴワゴワしていても糸がスルスルと出るのではないか? ガイドの数を大幅に減らすと風の影響を受けやすくなりますが、その辺もどれくらい影響があるのか詳しく見極めてみたいという思いもありました。 そういう考察に基づいて3本目の穂先製作に取り掛かります。 前回のオールSICガイドの穂先はガイド数が14個でしたが、新しく作る穂先は一気に2/3に減らして9個に。 ガイド口径に関してはトップ3ミリのものを4.5ミリに変更する設計としました。 前回製作の穂先と今回製作分。 ガイドの数は減りましたが、今回も最高級チタン枠のSICガイドを投入。 (ネットで安いお店を発見しました)
トップ口径4.5mmのガイドの穂先はもうヘチ竿の穂先には見えません。 まるで投げ竿ですね(笑) ガイドの間隔も間延びしていて正直に言うとヘチ竿としてはカッコ悪いですね・・・。 ガイド9個を仮付けしました。 漆を用意して 5番ガイドより下をブラックに塗装。 一晩乾かしてからガイドの固定と「糸の貼り付き防止」の糸巻きを行います。 ガイドを巻いてからグルグルと「糸の貼り付き防止」の糸巻をして次のガイドに。 こんな感じで出来上がり。 透明のウルシを2度塗りして完成。 穂先は前回と同じく白、赤で塗り分けました。
by wu-tarou
| 2014-10-11 20:25
| 釣竿の工作
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