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不思議な出来事

昨日の朝、叔父の夢を見ました。

その叔父は私が子供の頃にはよく遊んでもらいましたが、成人してからは殆ど会うこともなく、ここ10年ばかりは話したこともありませんでした。
私の父の12歳も年下の弟で、まだ70歳にもなっていない若い叔父です。
その叔父の夢をみました。
私が寝ている布団のとなりに叔父の布団が敷いてあって同じ部屋で寝ている夢です。
部屋は真っ暗です。
叔父が 「そろそろ起きないとな」 と一言 言ったので私も 「ああもう朝か、起きなあかんな・・・」
と思いました。
それだけの夢でした。


朝になって忘れてしまうような感じの夢ではなく、しっかりと憶えておりました。
妙に胸騒ぎのする夢で、とても気になりました。
朝食をとりながら嫁さんに 「今日、こんな夢を見てん」 と言おうかと思いましたが、迷った挙句やめました。

最後に叔父を見たのは3年ほど前の従姉妹の結婚式でしたが、その時も話しをする機会はありませんでした。
もちろん生まれてこの方、叔父の出てくる夢など見たことがありません。
最近、というよりここ数年、叔父のことを思い浮かべたこともありませんでした。
それなのに、なぜ唐突にこんな夢をみたんだろう?
と気になり、午前中は携帯の着信やメールを何度もチェックしてしまうほど、予感めいたものを感じておりました。

そして午後になり、 「やっぱり気のせいだったんやな・・」 と思ったころ、
やはりと言うか、叔父の訃報を受けました。
「ああ、こんなことも世の中にはあんねんな・・・」と思いました。

私は神様などは信じておりません。
でもきっと何か不思議な何かが知らせたのだろうと思いました。
それはオカルト的なものや宗教めいたものではありません。
人類にはまだ分からない、例えば動物が地震の前に逃げ出すとか、鳩や渡り鳥が何千キロも離れた目的地へ正確に到達できる理由とか
そんな何か不思議な力が人間にも残っているのかも知れないな・・・と思ったのでした。
by wu-tarou | 2013-05-21 23:06 | その他
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