人気ブログランキング | 話題のタグを見る

express tikit

コンパクトで上質なものに惹かれる。
express tikit_a0144743_1154272.jpg

アメリカ、バイクフライデー社製の小径車。
express tikit_a0144743_11551649.jpg

エクスプレスチキット express tikit。
express tikit_a0144743_11553133.jpg

自転車に限らずアメリカ製品全般に言えること。
それは良くも悪くも「最高の道具」であるということ。
express tikit_a0144743_11554680.jpg

その使いやすさは比類がない。
でもやっぱり位置付けは「道具」。
コレクターズアイテムには成りえない。
そこがモールトンやブロンプトンとは違うところ。
express tikit_a0144743_1158506.jpg

折りたたんでもちょっと大きいので電車移動は少し面倒に感じる。
もちろん通常のいわゆる「輪行」とは比較にならないくらい楽ではあるが。
express tikit_a0144743_1201510.jpg

ブロンプトンやビッカートンを知ってしまうと これが輪行に最適な車種とは感じることが出来なくなる。
express tikit_a0144743_124040.jpg

しかし小径車で長めのツーリングをするなら間違いなくこれを選ぶ。
折りたたんだ際のコンパクトさではブロンプトンに劣るが、それ以外でブロンプトンがこれに勝る要素は一つもない。
ポジションを出した姿勢でライディングが出来、しかも折りたたんでもポジションはそのままで一切調整不要なこの機構は全くもってすばらしいの一言。


P.S.私の持っている小径車はこれでおしまい(^^)/






*************
2016年10月追記
*************

こんなにも古い記事をまだ参考にしてくださっている方がおられて驚くとともにとても嬉しく思います。
過去に書いた記事ですが、分かりにくい点がありコメント欄でご指摘を頂きましたので、ここに追記させて頂きます。
コメント欄でも書きましたが、チキットとブロンプトンは設計コンセプトからして全く異なる自転車であり、どちらがすぐれているか?というような表現はまことに不適切でした。
ブロ、チキットどちらをお持ちの方も、もし気を悪くされた場合はご容赦くださいませ。

私は小径車が好きで、チキットもブロンプトンも両方持っておりますが、この2台の用途はまったくかぶりません。
ブロンプトンは街乗りの自転車として設計されております。
本場のイギリスにおいても多くの方が通勤に使っており、その用途は「街乗り」、最大に譲歩しても「ポタ」止まりで、いわゆる「サイクリング」や「ツーリング」には向きません。
対してチキットは(というよりバイクフライデーという会社のつくる自転車は)ツーリング出来るスペックを小計車で実現することが設計コンセプトです。

もちろん折り畳みできる小径車ですからいろいろな制約もありますが、街乗りをコンセプトとするブロンプトンと違って、

1.簡易ながらステムの交換、位置調整によりポジションが出せる。
2.ロードで一般的な外装変速機である
3.それゆえにツーリング先でパンク等をしても(ブロに比べて)容易に修理が可能である。
などの違いが上げられます。

自転車に乗られている方なら分かると思いますが、中でも「ポジションが出せる」・・・・という点がとても重要です。

実際に両車を比べてみてもチキットなら山間部を含む100km程度のツーリングが可能ですが、ブロンプトンの場合はそのような計画を立てる気持ちにすらなりません。
チキットを購入した当時の私は頻繁にツーリングを楽しんでいた頃で、
より速く、
より楽に、
より長距離を走れる
チキットの方が「自転車として優れている」と表現した次第です。

しかし何度も言うように、これは設計コンセプトが違うだけ。
ブロンプトンなら自走せずに折り畳んで電車に乗り込み100km先の街で降りる・・・・なんてことが可能なのですから。
実際のところ今では私も脚がへたってしまい、超距離のツーリングなんてとてもじゃないが出来なくなりました。

今はブロンプトンを車に積んでチョロっと乗り回すのが関の山です。




.



by wu-tarou | 2012-12-30 12:05 | 自転車
<< mini cooper S Brompton M3L-X >>