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スイスアルプス

標高4100mを超えるユングフラウ山頂に最も近い展望台、ユングフラウヨッホには登山列車で向かいます。
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列車と言っても普通の列車ではとても登れません。
立体駐車場の2階へ上がる程の勾配を登る為に列車には大きな歯車がついています。
そして線路にはこのようなギアが付いております。
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グリンデルワルト駅から出発しクライネシャイデック駅で赤い電車に乗り換えです。
のどかな牧草地をゆっくりと登ってゆきます。

土地が痩せていて木が生えないのかな?
とにかく360度 見渡す限り牧草地が広がっています。

車窓からみる風景。
牧草地と岩肌しか見えません。
景色が広すぎて遠近感が無くなります。


アイガーグレッチャー駅を出るとすぐにトンネルに入ります。
魔の山アイガー北壁で有名なアイガーに掘られたトンネル。
アイガーの体内を延々7km以上もくり貫かれたトンネルです。
この列車、何と100年以上前に建設されたとか。
山頂に登って世界を見下ろす目的だけに造られた列車が100年以上前に・・・
日本は明治時代ですよ?
スイス人はすごいことを考えますね。


登山列車はずっとアイガー山の中を走って行く訳ですが、途中2つの駅があります。
アイガー北壁に出てくるアイガーヴァント駅と反対側に出てくるアイスメーア駅です。
電車は外には出ませんが、駅では横穴を掘り、外の風景が見られるようにしています。



アイガー北壁を登る人たちはこんな風景を眺めながら登っているのですね。
そしてついに頂上、ユングフラウヨッホ駅に到着。
スイスアルプス_a0144743_17311992.jpg


大枚はたいてここまで来たんですからね。
外の風景が楽しみです・・・・
by wu-tarou | 2011-07-23 17:35 | 旅行
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